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鶏むね肉は
- 安い
- 疲れが取れる
- 重い物がしんどくなってきたお年頃にはアッサリが好ましい
などいろいろ良いところはありますが、なんといっても安い!!値上がりはあるものの、この大価格高騰時代においてありがたすぎる食材なのです・・・!
とはいえ、
- パサつく
- 淡白
などという意見も見られるのが鶏むね肉。
実際そういう面もあります。が!鶏むね肉をしっとりやらわか肉にすることはできます。
この記事ではお安い鶏むね肉をしっとり柔らか肉に替える方法を解説します。

ブライン液を使いましょう
ブライン液という言葉は初めて聞くかもしれませんが、塩砂糖水のことです。
塩水でも砂糖水でもなく、塩砂糖水。塩と砂糖と水を混ぜたものです。
ちなみに塩についての解説はこちら
ちなみに砂糖についての解説はこちら
ブライン液の作り方
ブライン液は割合が決まっていて、水の重さに対して砂糖と塩がそれぞれ5%ずつ。
水が200gなら、塩と砂糖を10g加えます。
ココがポイント
毎回重さをはかるのは大変ですよね。
だいたいですが、
- 塩なら小さじ2弱
- 砂糖なら小さじ3
ぐらいです。
以下にブライン液のそれぞれの作用について解説しました。こういうことらしいです(知りませんでした(笑))。
ブライン液における水の効果
水はお肉に水分をふくませてやわらかくします。
ブライン液における塩の効果
塩は肉の正面をコーティングし、旨味を逃がしません。
ブライン液における砂糖の効果
砂糖はたんぱく質と水分を結合させます。
鶏むね肉をブライン液に漬けてみよう
ウチでは大きすぎないボウルとアイラップを使っています。

セリアで買ったボウル

アイラップ
アイラップは最近エンボス加工の方を使い始めたんですけど、お年頃のお指でも多少開けやすいです。指をしめらせれば別にどっちでも問題ないですけどね。使うの台所なんで湿らせ放題ですし(笑)。
お好みでいいかなと思います。
ボウルはセリア・・・だと思います(笑)。

鶏むね肉
今回は大盤振る舞い(?)で3枚一気にやってしまいましょう。

ボウルにアイラップをかぶせる
ここにまず
- 水200cc
- 塩小さじ2
- 砂糖小さじ3
を入れてブライン液を作ります。
ブライン液ができたら鶏肉を入れてなるべく空気を抜くイメージで口を閉じます。
で、今回は胸肉3枚なので3袋同じ工程を繰り返して最後にボウルに全部入れます。

ブライン液に漬けた鶏むね肉
ギュウギュウだけど問題ありません(笑)。
ボウルに入れておくのは、万が一アイラップが破れてしまったときの悲劇を回避するためです。このあと冷蔵庫でやすませますが、スペースも最低限で済みます!
マチのある自立できるタイプのジップロックとかでもいいと思います。が、ジップロックってお高いじゃないですか(笑)。洗って何回も使うこともできるかもしれませんが、自分、そんなところに手間かけたくないというかめんどうというか・・・。
つまりいつも使い捨てがいいのでコスパの良いアイラップが便利で助かってます。それにアイラップは「湯煎に適したビニール袋」なので、このあとサラダチキンにしようと思えばそのまま袋を使えるんです・・!

今回は一袋に一枚入れましたが、200ccのブライン液でギリ2枚入るかも。
30分以上つける(冷蔵庫で!)
衛生面の不安がありますので、ウチでは常温で置いておくことはしません。季節問わず冷蔵庫でお肉を休ませます。
お肉をブライン液に漬けておく時間ですが、
- 胸肉丸ごと1枚なら4時間~一晩
- カットしたお肉なら1~2時間
ぐらいが目安です。

胸肉を丸ごと1枚使うときは開いて断面を多くしてから漬け込むことが多いです。(だいたいギリギリに漬けるので時短目当てです・・・)
ブライン液につけた胸肉の調理法
時間が来たらブライン液は捨てて、お肉の水分をキッチンペーパーでふき取ります。
調理法は
- 蒸しても
- 揚げても
- 焼いても
なんでもオッケーです。
サラダチキンにするならブライン液は捨てずにそのままアイラップに入った状態で湯煎調理にゴーでも大丈夫です。
サラダチキンは本当にしっとりできあがりますよ。

胸肉はパサつきがちですが、だいぶ解消されます。
から揚げももも肉じゃなくてお安い胸肉でやっても文句言われません(笑)。
まとめ

今回は鶏むね肉にしか言及していませんが、胸肉だけじゃなくて
- 牛肉
- 豚肉
- お魚
にも使えます。
しっとりジューシーにして美味しくないものなんてこの世にありませんからね!
個人的にはトンカツを作るときはぜひ試してみてほしいです。
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